ステイホーム習慣で、走る人増えていますね。
我が家の前の緑道は、朝早くから夕方まで、ひっきりなしに誰かが走っています。
ところで、にわかランナーは、明らかにわかりますね(自分のことは、この際、高〜い棚に上げておくとして)。
体のどこかに余計な力が入っていて、すごく一生懸命走っている感じです。
一方、お、この人、走りこんでるな、という人は、
軽やかで、
無駄な動きが少なく、
手足が自由に動いてしまっている感じ。
今日は、具体的に、何が違うのかご説明したいと思います。
まず、写真をいくつか。
どんなアクティビティでも、頭が背骨の上にポンと乗っている、、、といういわゆる「プライマリーコントロール」がうまくいっていることが大前提です。
上の写真は、胸を張っているように見えますが、頭が後ろに行き、背骨を押し下げていますね。ウォーキングの時にも書きましたが、これでは、ブレーキをかけながら、アクセルを踏んでいるのと同じです。
上の写真では、頭が後ろに行かないように、アレクサンダーテクニックの教師が頭をサポートしています。
頭が背骨を押すのをやめたことで、背骨が長くなり、体全体が前に、上に、向かっていき、楽に走れています。
そして、大事なのは着地の時の足。
左側の写真では、足がまっすぐの状態で、かかとから着地しています。
足が自分の体より前に行っていることで、何度も言いますが、ブレーキをかけていることになります。
しかも、これでは、足で地面を蹴ることができませんね。
足がうまく上がらない、蹴れてないのは、もしかしたら、着地時の足の位置が間違っているかもしれないです。
足が地面に着地した時、自分の体はその真上!
そのことを意識して、走ってみてくださいね。
全体のバランスがうまく行けば、視線をまっすぐ前に向ける、というようなことは、結果としてついてきます。
変化が見られたら、ぜひご報告ください!
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