”​武学士レノンリー先生”の体験から学ぶ

アレクサンダーテクニークの教師が
お伝えする特別な「食禅」

余命わずかと宣告された状態から、病院に頼らず奇跡的に回復し続けている「武学士レノンリー先生」。その奇跡的回復の秘訣は、食禅の実践にありました。わたしはその食禅をレノンリー先生から直接ご指導いただき、今度は皆様にその素晴らしさをお伝えする役割を担っています。
 

「元気って、”ｲｴｰｲ！ノってるかいウェー！”っていう感じのものじゃなくて、”元の気（エネルギー）”という意味なんです。だからゼロなんです。多すぎず、少なすぎず。”普通”が正しい元気です。」
 

こんなユニークで興味深い言葉だらけの武学士レノンリー先生と出会ったのは、2023年のことでした。友人であり5リズム（踊る瞑想）のティーチャーであるベノア雅代と共に開催した【BODY JOY!】というライブトークに出演していただいたことがきっかけです。
 

その後、私は武学に引き込まれていきました。その理由は、「体と心を整え、最高の自分を引き出す」という点で、私が伝えているアレクサンダーテクニークと共通する部分が多かったからです。アレクサンダーテクニークは150年以上前から欧米のパフォーマーや王室の人々に支持されてきましたが、実は日本では800年以上前から武士たちの間で命がけの技術として伝承されてきたものだったのです。
 

さらに、武学では「最高の自分を引き出す、その目的は何か？」という問いが重要です。つまり「志」のことです。アレクサンダーテクニークは、志を持つ人々が自己向上のために個別に実践してきたものですが、武学は一人一人の「志」を明確にし、同志や仲間と共に徳を積みながら伝えられてきました。
 

しかし、現在の日本では武士の時代は終わり、社会の欧米化が進む中で、「何のために生きるのか」という大きな意識を見失いつつあります。一方で、現代は階級社会ではなく、誰もが武士たちの学びを受けることができる環境にあることは幸運なことです。

「志？そんなもの難しい！」と思われるかもしれません。楽しければそれでいいじゃないかとも感じるかもしれません。でも、ほんとうの楽しさは、自分一人だけではなく、家族や周りの人々、そして社会や世界が共に楽しさを分かち合うことから生まれるものではありませんか？だから、”楽しく生きる”という一見シンプルなことでも、その志を持つことが大切なのだと私は考えています。志を意識するだけで、十分立派な志だと思うのです。
 

食禅では、各々が「志」を貫くために、食を通じて心を整える方法を学びます。毎日の一食を食禅として実践することで、あなたの心が変わり、人生が変わり、周りの世界も変わっていきます。

ぜひ一緒に、楽しみながら健康で幸せな毎日を作り出していきましょう。そして広めていきましょう！

​

米国アレクサンダーテクニーク認定教師
志体術アドバイザー
食禅マスター
 

マスダ逸子